大内塗の雛人形
明日は、ひな祭りですね。
我が家は去年、買う?買わない?と色々検討したり、調べた結果、買いました。
その中で何個か条件が。
大きいのは高い。当たり前ですが。
というか、そもそも賃貸なので、大きいのは置けない。
そこで、当然の帰結として、お内裏様とお雛様の、豆雛的な小さいひな人形に、白羽の矢が。
でも、折角なので、小さいながらも、チャチじゃなくて後々まで使えて、
あと、できれば伝統工芸的な品が良いな。
で、もちろん、可愛いヤツ。不気味なのには、ちょいNG
と、結構条件付けをして検索。
画像検索でそれっぽいのを、見比べて探した結果。
ありました。理想通りの逸品が。
天然木に本漆、純金箔。本格漆塗りの「大内塗」と呼ばれる、山口県で600年の歴史を誇る伝統工芸品です。
この大内塗は、大内人形と呼ばれる、豆雛が有名だそうです。
さて。都内で、山口県の伝統工芸品はどこで買えるのか?
調べてみると、山口県のアンテナショップが日本橋にありました。
手描きなので、一体一体微妙に異なる表情。
その中から、これぞ。というのを選んで購入。
この、六百余年という昔に生み出された、元祖ゆるキャラ的な表情でありながら、漂うやんごとなき風格。
たまりません。
去年購入したので、レシートは既に手元にありませんが、5000円もしませんでした。
今、サイトを調べたら一番小さいのは、2520円だそうです。これだったような気がします。
子供に買うもよし、孫に買うもよし、ご贈答用に買うもよし。
確かな品質で、このお値段。超オススメの一品です。
ちなみに、橙と桃の花と雪洞(ぼんぼり)は、日本橋のデパートで買った別購入品です。念の為。
こっちは、結構高かったです。橙と桃の花のセットが2310円、雪洞が1470円でした。
雛人形より高い(笑)でも、江戸の職人の手作りだそうで、造りは確かです。
ちなみのちなみに、2月末の恒例であろう所の、お雛様って右側?左側?という疑問。
京都以外では、男性のお内裏様が向かって左側、女性のお雛様が向かって右側が一般的です。
花もどっちがどっちだったっけ?となりますが、
お内裏様の前が、キリッとした男性的な花の橘、お雛様の前が、淡い女性的な花の桜です。
配置自体は、割とそのままです。
ですが、今回調べるまで、私はこの花を、桃と橙(だいだい)だと思ってました。
だって、桃の節句だし、お正月飾りのミカンは、橙(だいだい)だし。
でも、京都御所に植えられている、「左近の桜、右近の橘」を模した物なんだそうです。
何で、花の由来や、京都では配置が違うこと。その辺は…調べてみると面白いですよ(笑)
ダンナ
おいでませ山口館 山口県東京観光物産センター(山口県アンテナショップ)
http://www.oidemase-t.jp/oidemase/index.html
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