西新宿のバリ島
最近あまりにも寒いので、体の芯から暖かくなるレストランを物色。
西新宿の一等地のビルの地下に、バリ島の雰囲気を再現したお店があるらしいので、行ってみた。
薄暗い照明と、ほんの少し汗ばむような温度と湿度が、この寒い時期にはウレシイ。
この水の流れが、高温の店内に程よく湿度を与えていて、
パキッとしている乾燥した熱さや、ジメーッとした蒸し暑さにならずに、
しっとりとした、実に心地良い暑さが提供されている。
その水のせせらぎの音が隣の客の会話を心地良く遮ってくれる。
巧妙に配置した衝立も、無味乾燥としたビルの内観が見えないようにもしてある。
サラダバー、ドリンクバー、スープバー、デザート全部コミコミで980円也。
私は、ガバオ(所謂ガパオだと思います。ガバオと表記)を。同行したカミさんは、ナシチャンプルを注文。
サラダがけっこう豪華です。キャベツやレタスと言った青物の中で、
ポテトサラダとカボチャのサラダの存在が光っています。
特に、カボチャのサラダは、かなり濃厚にコクがあり、サラダバーにしておくのは、ちょっともったいないくらいです。
今日のスープバーは、コーンスープです。
フライングして、取ってきたデザートは、大学イモ。
っぽいのですが、ひょっとしたら他人の空似のアジア料理かもしれません(笑)
ガバオは、かなり日本人でも食べやすい感じにアレンジされていますが、結構ピリッと辛いので、
辛いのが苦手な人は注意が必要かも?
ちなみに、ガバオの肉が牛肉だったのは、初めてです。
調べてみると、牛肉もありましたが、普通はチキンが多いですね。
コスパを考えると、料理は満足のいく内容でした。
ただ、残念な点も何点か。
BGMがヨーロピアンにムーディーな音楽だったのと、お香の類が焚かれてなかったこと。
雰囲気にトリップするには、BGMと香りはとっても重要。
BGMをガムランとかにして、アジアンなお香が焚かれてれば、雰囲気バッチリだったのに…。
もしくは、バリと言えば、スットコドッコイstdkなファンキーミュージックな
ファンキーコタことFUNKOTか。
まぁこれは、マニアックなので、置いといて。
さっき、サイトを見たら、定期的にガムラン演奏のイベントがあるらしいので、
普段はガムランを流してないのかも知れない。
それに、ビルの地下では、お香を焚くと、ヨソの店に匂いが移るからNGなのかも知れない。
他が良かっただけに、不満というより残念。
でも、総合的には、かなりオススメです。
寒さに飽きたら、バリや、東南アジアへ。と、気楽に出かけられない人でも、結構なバリな雰囲気が味わえます。
いや、私、バリどころか、アジアとか行ったことないんでホントの所はわかりませんけどね。
ダンナ